迷惑な韓国人社会 (2/2)イングルウッド・クリフ

アメリカNJ州、イングルウッド・クリフには韓国LGエレクトロニクス社の北米本社があります。その新社屋の建設をめぐりLGと自治体側対住民と環境保護団体の対立が今年になって表面化してきました。
当初からすでにこの動きはあったようですが、報道ではあまり大きく扱われてはおらず、LGの計画とそれに合わせる自治体の優遇措置に焦点が当てられていました。
米国NJ州 迷惑な韓国人社会 (1/2)イングルウッド・クリフ - 天晴!にっぽん

昨年10月自治体はこの地区の建築規定の大幅変更を済ませ、LG社北米本社ビルの建設は今年末には着工の予定だとしていました。

これに対しこの地区の周辺が強い反対を表明しています。

  LG北米本社ビルが完成すればこうなる(ホームページ、トップ)

LGタワー完成後の予想図/シーニックハドソンは代替案を要求しています

Scenic Hudson Pressures LG to Preserve Iconic Palisades Views | Scenic Hudson


このホームページ内(上記)の水色の文字「this page」 をクリックするとビル建設に反対メッセージをLGに送る事ができるページへ行きます。アメリカ国内は勿論、それ以外の国からも送ることができます。
自然保護を訴える住民の力になりながら、慰安婦像設置を次々に許可するバーゲン郡と郡内の韓国系勢力の行動に「待った!」をかけましょう。

Scenic Hudson / シーニック・ハドソン
ニューヨークのマンハッタン島の西側を流れるのがハドソン川だが、ここから上流に逆上ること約120kmにポケプシーという小さな町がある。このあたりまで来るとハドソン川の両岸は豊かな自然が溢れている。この町に本拠を構えるのがシーニック・ハドソンというNPOだ。ハドソン川に建設されようとした巨大な発電用ダムに反対して、ニューヨークの文化人を中心に1963年に設立されている。
スタッフには都市計画やマーケティングの専門家、建築家、弁護士といった第一線のスペシャリストが、州や市町村当局と対応しながら、実際の活動の現場で活躍している。

http://www.zck.or.jp/column/okazaki/2316.htm
「シーニック ハドソン」より引用


Rendering of proposed 143-foot-tall LG headquarters building in Englewood Cliffs, NJ/Scenic Hudsonより

以下は今年始めにいっきに報じられた反対の動きです。

2013年
1月18日 「イングルウッド・クリフの企業ビル計画非難を浴びる」
Englewood Cliffs corporate tower plan under fire - Environment - NorthJersey.com
1月21日 
「イングルウッド・クリフのLGタワー、ハドソン川両岸からの反対」
[http://www.nj.com/bergen/index.ssf/2013/01
/opposition_to_lg_tower_in_englewood_cliffs_comes_from_both_sides_of_hudson_river.html:title]
1月21日
「パリセーズの建設予定への訴訟にあらたに2グループが加わる」
Two preservation groups join suit over Palisades construction - News - NorthJersey.com
1月22日 「LGタワー建設阻止の訴訟に賛同者集まる」
Lawsuit to Block Englewood Cliffs LG Tower Gains Support - Politics | Englewood-Englewood Cliffs, New Jersey Patch

重複する内容もあるので、これらの記事から内容をまとめてみました。

143フィートの高さになる計画のLG北米本社ビル(LGタワー)は、横に伸びる崖と森でできた稜線から一棟のビルが顔を出し、対岸NY側からの眺めはシーニック・ハドソンのHPの予想図のようになってしまいます。 

LG社の本社ビル建設に対応する自治体が行った区分変更の許認可が、天然資源保護協議会の役員で長年環境保護を努める弁護士Larry Rockefeller氏と環境保護派たちをこの一帯の昔のままの景色を守るために、かえって急がせる結果になったようです。
Rockefeller氏は天然資源保護協議会(NRDC)を通して昨年12月、イングルウッド・クリフでのLG経営幹部らとの会合で「自発的に新社屋の高さを低くするよう」求めました。
この計画はこの一帯(パリセーズ)の緑地帯の景観を台無しにし、ランドマークとしての自然公園地区と、その目を見張る美しさを徐々に破壊する新たな開発の呼び水になってしまう、と懸念されます。

LGスポークスマンのTaylor氏は、この段階に来ての大幅な施設デザインの変更は難題だとしており、計画が続行できなくなるのは誰の得にもならないと発言。

仮にこの本社ビルが完成すると、イングルウッド・クリフ数カ所に散らばる500人と隣接する3州に所属する450人を一カ所に集約でき、その合計以上の1200人以上の従業員の就業に充分なスペースを確保できるそうです。
またLG社は年間75万ドルを納税しており、3億ドルのこのプロジェクトは年間予算1350万ドルのイングルウッド・クリフに1300万ドルの臨時税収をもたらす事になります。

tax capという固定資産税引き上げ制限がある中、支出の伸びに対する歳入の確保ーLGのような高額納税企業を引き寄せることは自治体にとって極めて重大だと言えます。また大口の雇用先を失うことは財政的に壊滅的な打撃になります。
これに関連づけてNorth Jersey.comは近隣二つの自治体から大手製薬会社のRocheが今年末転出することで、1400万ドルの税収減になるだろうと例をあげています。 

しかし、この地区を含む一帯は1930年代ロックフェラーをはじめ当時の有力者が景観保存のために購入し寄付した土地で、1800年代中場から終わりに採石で削られ20フィートの広告板が立てられ破壊され始めた自然が、これにより保護されたのです。

対岸のNYから見える手付かずの自然、美しい風景が楽しめる、NJインターステイト・パークなど隣のNY州にまたがり自然公園やトレッキングコースなどがあり、長年をかけ多くの人々の手により守られてきた土地でもあります。


Album | Palisades Interstate Park in New Jerseyより

自然保護と歴史ある公園緑地地区を新たな開発と自然破壊から守るため、LGタワー建設を可能にする規定変更を許可したイングルウッド・クリフに対して訴訟が起っています。原告は
地元NJ河岸側から
NJ State Federation of Women's Clubs NJ州女性連盟
NY〜NJ Trail Conference NY〜NJトレイル協議会(関連組織を含め12万人のメンバーを有する)
住民の M.Moss, J.Franke, 後に加わった M.Davis, C.Jacoby
対岸のNYから
シーニック・ハドソン
クロイスターズ中世美術館(NYメトロポリタン美術館の別館。主にロックフェラー一族の寄付で建てられた)
などで、住民やその自治体への信頼を侵害したとしています。

他にもNYのブロンクスにあるWave Hill植物公園兼文化センターもLGの計画への反対意見をNorth Jersey.comに寄せています。
また、韓国と北米の両LG本社へNJインターステイト・パーク、ロックフェラーの孫のLarry Rockefellerらが計画見直しの要請簡書を送っています。

原告のうちの2名 建設予定地をバックに

M.Moss and J.Franke are among plaintiffs in a lawsuit opposing the rezoning of the LG site in Englewood Cliffs to allow a 143-foot-high tower that would rise about the tree line of the Palisades.

2011年この計画が調整委員会に提出される以前、既にLGへの規定以上の高いビルの建設計画に異議があがっており、これに対しLG側は深い森に隠れてビルの姿がハイキングをする人々の目につくことは殆どない、と回答しています。
昨年進められたこの周辺区画のみの規定変更への異議も取り上げられず、9月の訴訟後の州最高裁の仮処分さえ出ていないことが徐々に原告の数を増やしている原因だと言えます。

町長のJoseph Parisi氏は
「郡内の他の地区、NY州やシカゴへの移転すら検討していたLGを町につなぎとめた。これが誰を傷つけるというのか理解できない。フォート・リーで40階立てのビルができる際に誰か文句をつけたか?これは環境に合ったビルだというのに誰かが計画を潰そうとしている。茶番劇だ。」
また「LGの社屋施設拡張は町の税収を倍にするものだ」と言い、
原告の団体らは
「つい最近ハリケーン、サンディのような自然災害を経験したばかりなのに、この計画は人災に等しく容認できない」
「ビルの建設そのものには誰も反対していない。計画よりずっと低いビルのデザインにすれば、すばらしい景色を壊さずにすむ」
「LG社の拡張は交通渋滞などの他の環境問題をひき起こし、パリセーズを破壊してしまう」と言っています。

これらの報道から程なくしてバーゲン郡のドノバン郡長はNorth Jersey.comへこの件に関する見解を書いています。
http://fortlee.patch.com/articles/bergen-executive-backs-controversial-englewood-cliffs-tower#comments_list2013年2月11日

記事によるとドノバン郡長は、LG本社の拡張を受け入れることは現在の雇用を維持し、建設に関連するあらたな雇用を生むもので、郡の経済にとって有益だと訴えました。
州や自治体は税収や雇用、投資が必要で、そのためにもLGのような長い間の「友人」をこの土地に留めることが必要だとも書いています。
また、この計画は現在の殺風景な敷地に木を植え倍の緑のスペースにするもので、200万ドルの科学教育センターを付け加えて造る計画もある、と擁護しています。

そしてこの後ようやく州最高裁の判事Alexander H. Carver IIIが5月に調停開始のスケジュールを決めた事がLGのスポークスマンから明らかにされました。
Judge Orders Mediation in LG Lawsuit - Business | Englewood-Englewood Cliffs, New Jersey Patch2013年3月13日

LGのTaylor氏は「係争中の問題が解決し2013年中にビルの着工ができるように調停に臨む」と言い、一方計画反対の二人の住民の弁護士は和解、合意に至るとの楽観視はしておらず、「問題が一所に留まらず、どうなるか見当もつかない」と言います。
なお、別々に起こされた訴訟は現在他の自然保護団体とひとつにまとまり共同訴訟となっており、長年の努力で保たれてきたパリセーズの自然を、新しく建てられるこの地区には高すぎるビルが傷つけ変色させることになるとして、計画の見直しを迫るものです。

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この件の構図は分かり易く、企業税収と雇用確保を郡や町が最優先にし、そのためには条例を変えてまでLG社のような身勝手な計画に許可を出してしまったバーゲン郡の一自治体の実態ということだと思います。
しかし町だけの問題にとどまらず大きな計画阻止運動に発展したのは、最初の段階でLG社が住民の意見を聞き入れず、自然保護に関しても自分達のやり方をまかり通したからです。
財政のために思慮に欠けた企業や民族をも受け入れれば、結果その土地の歴史や大切にされてきた自然を荒らされて更に状況が悪化することは世界中で起りつつあるようです。
やや強引に聞こえるのを覚悟で言えば、日本の対馬も同じような事が起きた結果だと思います。

バーゲン郡が慰安婦像設置などの韓国系市民の言い分が通る土地柄になってしまったのも無理はありません。
これ以上かれらに好き勝手させないためにも、NJ、NYの反対運動がさらに強力なものになるように応援したいと思います。