薄熙来被告の裁判、初公判は22日

[19日 ロイター]
http://jp.reuters.com/article/idJPL4N0GJ0LP20130818

新華社は18日、収賄と横領、職権乱用の罪で起訴された中国重慶市の元トップ、薄熙来被告の初公判が山東省済南市の中級人民法院(地裁)で22日午前8時半(0030GMT、日本時間午前9時半)に開かれると伝えた。詳細には言及していない。

裁判所の広報担当者は報道内容を認めたが、審理がどの程度続くのかは明らかにしなかった。1日だけという可能性もある。

薄被告の主任弁護人はコメントを求める電話に応じていない。
共産党が司法を支配する中国では、同被告に有罪が言い渡されることはほぼ確実とみられ、理論的には死刑判決が下されることもあり得る。

2011年11月の英国人実業家ニール・ヘイウッド氏殺害事件を発端とするスキャンダルで、薄被告の妻と元側近は現在服役中。

米ウォールストリート・ジャーナル紙は、薄被告の妻が検察側の重要な証人になると伝えていた。ただ、薄被告の妻は証言を行わないとの情報もあり、既に検察側に証拠が提出されたかどうかは明らかになっていない。

薄煕来とその息子

薄煕来氏の息子、母親が被告の殺人事件裁判に文書で証言送付=報道
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE87705620120808 
2012年8月8日 より

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この事件に深く関わる王立軍の情報に関して、坂東 忠信氏(外国人犯罪対策講師で全国防犯啓蒙推進機構理事)が分かりやすく解説されています。
拙エントリー中国のアキレス腱と重慶に進出する日本企業 - 天晴!にっぽん後半部分の、坂東氏の記事の続報でもあります。


http://bylines.news.yahoo.co.jp/bandoutadanobu/20130619-00025794/ 2013年6月19日 より

 王立軍亡命未遂事件 流出した6つの情報

みなさん、こんにちは。

中国の内部分裂の予兆を示す、薄煕来に関する事件についての続きです。

江沢民派の周永康を後ろ盾としていた薄煕来の右腕・王立軍がアメリカの成都領事館に逃げ込みましたが、彼はある重大な手土産をもって亡命を願っていたのです。

反共産党系中華メディア「阿波羅新聞(アポロ新聞)」が今年5月11日に伝えた反共産党系メディア「大紀元」情報によると、王立軍がアメリカ政府に渡した内容は以下六つのテーマが含まれていたそうです。

残念ながらこれはまだ日本語になっていないようですので、ちょっと翻訳してみました。

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「大紀元:王立軍交給美国政府的材料内容有六個方面」

(大紀元より 王立軍がアメリカ政府に渡した6つの資料内容)

http://www.aboluowang.com/2013/0511/305142.html

大紀元独自の取材により、王立軍がアメリカ政府に手渡していた情報内容は以下の6つであることを把握した。

1 薄煕来とその家族の汚職の証拠。人々はすでにハーウッド殺害事件から知り得ているが、薄煕来とその妻の谷開来は国外資金が60億米ドルに達している。

2 薄煕来が重慶に就任してから買収した軍人幹部の証拠(黄奇帆が戦いに敗れた後に掲載された薄煕来の罪条の一つは、薄が自ら少なくとも二つの軍を動かすことができると語ったこと。国防部長梁光烈と元生徒軍区政治委員張海陽は、郡内における薄煕来の支持者である)

3 薄煕来が処刑した文強等の重慶高官の証拠、および李庄逮捕命令の証拠。

4 薄煕来と周永康が連携していた習近平政権転覆計画とその証拠。薄煕来は計画を王立軍に見透かされ、さらに王に対しこの計画は「御大」の支持を得ていると告げた。(御大とは江沢民を指す。薄と周は習近平の権限を奪い、それは江沢民と曾慶紅の手によって手配された。江沢民は元来18回大会で継承すべき人物は薄煕来と決めていて、それは習近平ではなかった。

習近平は単に江沢民が薄煕来へのつなぎにすぎなかった。)

5 薄煕来は政治常務委員に入って実権を握った後、民意を作り出して重慶での政策スタイルを全国に広げ、胡錦涛・温家宝はや、民間資本家、異議を唱える反対派、宗教界の反対者を粛清の対象として、第一次文革式政治運動の展開をもくろみ、「50万人の犠牲も惜しまない、紅い山河(国家)と変わらぬ天を目指す」と言った。

(これは王立軍事件発生後、薄煕来がなぜ天下の大罪を抱えて成都のアメリカ領事館を包囲するという危険を冒したのか、黄奇帆に「一切の代償を惜しまず王立軍を黙らせろ」)と命令を下したのかの根本原因である。故郷を捨てたこの人間は2011年にはすでに反売国奴法の回復を公開提出しており、粛清対象をこの法律で虐殺することを企図していた。

6 薄煕来が法輪功学習者からの生体臓器摘出を指示していた証拠(録音、秘密など)および、政権統制下に下達された法輪功や反対者に対する鎮圧文書。

(これは中国共産党のネットワークが封鎖し、または制限した最高級のキーワードであり、親共産党メディアが最も恐れていたデリケートな内容である。)

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中国共産党の明確な敵であり弾圧の対象となっている法輪功信者(彼らは「学習者」と言います)や民主活動家、これにつながる共産党人脈を駆使して情報を取る大紀元の情報は、残念ながら日本のどの報道機関もこれを使いません。

しかしその報道の多くはそれから数か月して表出することも多く、NHKビルに同居するCCTVや、新華社、人民日報、環球時報など、共産党系統の情報に追随する日本のメディアを利用する限り、日本政府はその対応に遅れが出るのです。

習近平は、かつて江沢民が精神的に病んでいた現役国家主席時代に、元女優の妻とともに家族ぐるみで江沢民の世話をし、精神的支えとなった時期がありました。

そのため元気を取り戻した江沢民がのちに彼の優遇を図り、国家主席への糸口をつかんだのですが、江沢民のお墨付きは実は彼ではなかったのです。

むしろ江沢民の意向を汲んだ周永康が薄煕来を使って、この習近平を追い落とす政治クーデターを企てていたというのですから、誰が敵か味方かわかりません。

その後ろ盾となる江沢民がまだ生きているからこそ、薄煕来も周永康もいまだに処刑されないのですが、その人脈抜きにしても彼らを処刑できない事情が、胡錦濤にも習近平にもあるのです。

それが、アメリカに渡った上記第6の情報です。

その実態はあまりに気持ち悪いお話なので、詳細はまた回を改めてお伝えしたいと思います。

つづきです。


http://bylines.news.yahoo.co.jp/bandoutadanobu/20130622-00025881/2013年6月22日 より

 第6の情報 死体加工工場の作品

みなさん、こんにちは。

今回は話だけでも気持ち悪くなる内容ですので、妊婦の方、心臓の弱い方はリンク先の中国語記事画像はご覧になりませんように。

「見たくないけど、知りたい!」という方のために言うと、写っているのは紛れもない死体と、死体加工工場で作られている加工済の死体標本です。

前回お伝えした、2013年5月には、王立軍が四川省成都にあるアメリカ領事館に亡命の手土産として持ち込んだ6つの情報が明らかにされましたが、その死体工場の話は、中国共産党で政治クーデターを画策していた薄煕来やその親玉である周永康を処分できないほどにデリケートな「第6の情報」だったのです。

まず、今年2月、重慶の元公安部長・王立軍が突然、四川省成都にあるアメリカ領事館に亡命を求め、出てきたところを国家安全部が身柄を確保、北京に移送して取調べました。

そこから彼の上司の薄熙来とそのまた上にいる周永康が、時期国家主席就任予定の習近平の転覆を計画していたことが明らかになっています。

この計画を証言したのは、同じく逮捕された、薄熙来の妻の谷開来で、そもそも問題の発端となったのはこの女。

薄一家に深く関連してマネーロンダリングや息子の留学を手助けしたイギリス人のハーウッド氏を殺害した疑惑が出てきたからです。

彼女は先日裁判で罪を認めたそうですが、この谷が実は例の「死体工場」利権に深くかかわっていたと言われています。

「死体工場」については、以前チャンネルAJERでもちょっとだけお伝えしたことがありましたが、あまりにぶっ飛んでいて、私の相方の倉山満先生もドン引き状態でした。

簡単に説明すると、ドイツ人のグンター・フォン・ハーゲンス博士が開発し事業化した、樹脂を使する「プラスティネーション」なるエンバーミング(死体保存)方法を用いて、死体で人体解剖模型を作る工場です。

工場はドイツとキルギスタンと中国大連の三つがありますが、大連はその中でも最大規模の工場で、生産標本全体の80%を占めています。

新鮮で傷みの少ない死体を多数調達することができたからです。

どうやって腐らないように加工するのかはわかりませんが、こちらのページでは「死んでからではなく生きているうちに何かを注射するのではないか、そうでなくては毛細血管まで加工の薬品が回らないのではないか?」と疑問を呈しています。

http://www.aboluowang.com/news/2012/0815/-159379.html?c=%C9%F7%C8%EB%A3%A1%B4%F3%C2%BD%CD%F8%C2%E7%B1%AC%C1%CF%B4%F3%C1%AC%CA%AC%CC%E5%BC%D3%B9%A4%B3%A7%BA%DA%C4%BB%B3%AC%CF%EB%CF%F3%20%D7%E9%CD%BC

運び込まれたばかりの死体に水をかけて洗っているよな画像が出てきますが、よくみるとこれ、後ろ手に縛られた死体のようです。

つまり自然死の死体ではない可能性が高いのです。

彼の姓の中国語表記「哈根斯(ハーゲンス)」で画像検索していただくと、これはもう単なる人体標本ではなく、完全に死体をおもちゃにしているような写真がわんさか出てきます。

このドイツ人、完全にくるっているとしか思えません。人の尊厳をぶち壊す悪魔的芸術のようなものを感じます。

死んだあとに皮をむき解剖して、知らない男女どうしをセックスさせ、世界各地を回ってさらし者にするという悪魔の所業などは、吐き気がしてきますよ。

これらの死体標本はネット上でも売買されていたそうで、一体3万から6万ユーロだったそうな。

こちらの記事を見ると↓

http://www.aboluowang.com/news/2012/0811/-159046.html?c=%B9%C8%BF%AA%C0%B4/%B5%B3%C3%BD%A3%BA%CE%DE%B7%A8%CE%DE%CC%EC%20%B4%F3%C1%AC%C8%CB%CC%E5%B1%EA%B1%BE%B9%A4%B3%A7%B5%F7%B2%E9

この標本制作会社は「大連馬・哈根斯生物塑化有限公司」と言い、大連市は1500万ドルをこの会社に投資して、死体の収集、加工輸出と展覧会開催などの世界的ネットワークを作りました。

この設立当時の大連市長が、薄煕来だったのです。

なお、この死体解剖標本は世界で展示され、日本でも「人体の不思議展」として、全国各地で展示会を開催していました。

医学的カモフラージュで死体冒涜を世界的に展開して、莫大な利益を上げていたのです。

・・・この話、気持ち悪さがどんどん加速していきます。

私の講演のときに、この先の話もしたのですが、最前列の女性が本当に吐きそうになっていました(汗)

これくらいにしておかないとyah00担当者さんに怒られそう(笑)

この先の話はちょっと気持ち悪すぎるので、続きは次回発売予定の「ジャパニズム」(青林堂より出版の月刊誌)にてお伝えする予定。

ご興味のある方は、今しばらくお待ちくださいね。



坂東 忠信氏
外国人犯罪対策講師。 全国防犯啓蒙推進機構理事

警視庁巡査を拝命後、交番勤務員、機動隊員、さらに刑事から通訳捜査官となり、在日中国人犯罪者・関係者の取調べにあたる。勤続18年で退職後、県警部外通訳を経て、在日中国人犯罪の実態を描いた「通訳捜査官」で作家デビュー、現場体験と語学と情報人脈を活かし、これまでに6冊の中国問題関連本を発表。ブログやメルマガ、講演で、犯罪発生率の高い反日外国人の脅威と日本の課題を訴えている。

http://rd.yahoo.co.jp/_ylt=A3JuNobUwBJS8FUAlM1KEv17/SIG=11e902r0m/EXP=1377047124/**http%3A//bandoutadanobu.com/


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このエントリーをまとめている途中で、思わず「ニヤリ」としてしまう、坂東氏の記事を発見してしまいました。
というわけで、次のエントリーも坂東氏の記事です。