国家安全保障戦略:統合的な防衛力強化

17日に閣議決定された「国家安全保障戦略」


http://www.kantei.go.jp/jp/singi/anzen_bouei/dai2/siryou1.pdf

内容を見ようと、このキーワードでニュース検索(Google)してみると最上段に出てきたのが産経の報じた「詳報」です。
今日はこれを掲載させていただきます。
が その前に。
産経記事の次以下の段、ヒットしたものを見てみると、あらま!

最初の頁だけ少し挙げると...。

◆沖縄タイムス/社説「国家安保戦略〜平和主義踏みはずすな」http://www.google.ca/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=newssearch&cd=2&cad=rja&ved=0CCkQqQIoADAB&url=http%3A%2F%2Fwww.okinawatimes.co.jp%2Farticle.php%3Fid%3D59093&ei=ME6yUpvLC-XZ2QWZk4HgDA&usg=AFQjCNFPtuRTdZKGO7d_cHW7WLo3sTtqfg&sig2=y2oEUXdd63RUkyWaDdzuiw

◆東京新聞/http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013121802000164.html
国家安保戦略を決定 専守防衛 骨抜きhttp://www.google.ca/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=newssearch&cd=3&cad=rja&ved=0CDUQqQIoADAC&url=http%3A%2F%2Fwww.tokyo-np.co.jp%2Farticle%2Fpolitics%2Fnews%2FCK2013121702000247.html&ei=ME6yUpvLC-XZ2QWZk4HgDA&usg=AFQjCNGzCEF9K_QhwKmTZoQe8QWYoxfgOQ&sig2=ccOvUztmw86gI1v8rwcxcQ 

◆しんぶん赤旗/「国家安全保障戦略」・新「防衛大綱」・新「中期防」について市田書記局長が談話http://www.google.ca/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=newssearch&cd=8&cad=rja&ved=0CEQQqQIoADAH&url=http%3A%2F%2Fwww.jcp.or.jp%2Fakahata%2Faik13%2F2013-12-18%2F2013121802_02_1.html&ei=ME6yUpvLC-XZ2QWZk4HgDA&usg=AFQjCNHPrcsg0UrwU-4WsX_2xQpPG9Z7_Q&sig2=WOh3FcYsR70mpi9e1LdL6A

◆朝日新聞/中国念頭に自衛隊増強 「国を愛する心」明記 安保戦略http://www.google.ca/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=newssearch&cd=9&cad=rja&ved=0CEcQqQIoADAI&url=http%3A%2F%2Fwww.asahi.com%2Farticles%2FASF0TKY201312170401.html&ei=ME6yUpvLC-XZ2QWZk4HgDA&usg=AFQjCNHwB48xLt3Y3JJhdNUW1VObA6Aytg&sig2=hgB-Rh29TFUE_lfedOdguw

◆BLOGOS(LivedoorNews) では、しんぶん赤旗の投稿/主張/「安全保障」戦略/軍事一辺倒で安全は守れぬ

2頁目には、少し飛んで
西日本新聞では『安全保障戦略 「縛り」を一気に外すのか』http://www.google.ca/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=newssearch&cd=19&cad=rja&ved=0CDgQqQIoADAIOAo&url=http%3A%2F%2Fwww.nishinippon.co.jp%2Fnnp%2Fsyasetu%2Farticle%2F58804&ei=-1iyUuLgCYex2wXProHQDA&usg=AFQjCNHL8EGYXMXuUeXW-6jObflhEBkx4w&sig2=KyNvnLT6Lq36sTK7waEcDgです。
毎日新聞は「ニュース」でなく「ウェブ」検索でヒットしますが、会員限定記事らしいので放っとくことにします。

それにしても、さても見事な「反日あぶりだし」です。
心底日本に再生されては困る、ある種の皆さんの焦りなのか...これらを読んで真に受ける日本人には、早く本来の日本に気が付いて欲しいものです。


それでは本題に行きます。
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msn産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131218/plc13121807580008-n1.htm 2013.12.18 より

国家安全保障戦略 詳報 統合的な防衛力強化

 国家安全保障戦略の詳報

【策定の趣旨】

・政府の最も重要な責務は、わが国の平和と安全を維持し、存立を全うすることだ。安全保障をめぐる環境が厳しさを増す中、国益を長期的視点から見定め、国家安全保障の方策に政府全体で取り組む必要がある

・国家安全保障会議(NSC)の司令塔機能の下、政治の強力なリーダーシップにより、国家安全保障政策を一層戦略的かつ体系的に実施していく

・本戦略の内容は、おおむね10年程度の期間を念頭に置いた。NSCで定期的に評価し、必要な修正を行う


【基本理念】

・わが国は戦後一貫して平和国家としての道を歩んできた。専守防衛に徹し、他国に脅威を与える軍事大国とならず、非核三原則を守る基本方針を堅持してきた

・平和国家としての歩みをより確固たるものにし、引き続き堅持。国際協調主義に基づく積極的平和主義の立場から、国際社会の平和と安定および繁栄の確保にこれまで以上に積極的に寄与

・以下の目標達成を図る。必要な抑止力を強化し、わが国に直接脅威が及ぶことを防止。日米同盟強化、域内外のパートナーとの実際的な安全保障協力の推進により、アジア太平洋地域の安全保障環境を改善。不断の外交努力や人的貢献により、平和で安定し繁栄する国際社会を構築する


【わが国の安全保障環境と課題】
▽グローバルな課題

・パワーバランスが変化

・大量破壊兵器拡散の脅威

・在外邦人やわが国の権益が被害を受ける国際テロの脅威

・海洋、宇宙空間、サイバー空間へのアクセスや活用を妨げるリスクが拡散

・貧困、感染症、気候変動、内戦、災害など一国のみでは対応できない地球規模の問題

・エネルギー・鉱物資源の需要増加と資源獲得競争の激化

▽アジア太平洋地域の課題

・北朝鮮による弾道ミサイルの開発や核兵器の小型化および弾道ミサイル搭載の試みは、地域の安全保障に対する脅威を質的に深刻化させる

・中国は東シナ海、南シナ海の海空域で既存の国際法秩序と相いれない独自の主張に基づき、力による現状変更の試みとみられる対応を示している。尖閣諸島などわが国周辺海空域で活動を急速に拡大。東シナ海で独自の防空識別圏を設定し、公海上空の飛行の自由を妨げる動きを見せている。中国の対外姿勢、軍事動向は国際社会の懸念事項


【わが国がとるべき戦略的アプローチ】

▽能力・役割の強化

・国際社会の課題を主導的に設定し、能動的に国益を増進する力を蓄える。外交実施体制の強化を図る

・実効性の高い統合的な防衛力を効率的に整備

・領域を保全するため、海洋監視能力の強化を進める。国境離島、防衛施設周辺の土地利用の在り方を検討する

・「開かれ安定した海洋」の維持・発展に主導的役割を発揮。日本の資源輸送路沿岸国の海上保安能力向上を支援し、協力を強化する

・サイバー攻撃への対応能力強化を図る。関係国と情報共有を拡大し、サイバー防衛協力を推進する

・人的、電波、画像など多様な情報源に関する収集能力を抜本的に強化する

・防衛装備品の活用による平和貢献、国際協力への積極的な関与や、共同開発に参画することが求められている。武器輸出三原則が果たしてきた役割に十分配慮し、武器などの海外移転に関し、新たな安全保障環境に適合した明確な原則を定める

・宇宙空間の活用推進。情報収集衛星の機能拡充・強化を図る

▽日米同盟の強化

・弾道ミサイル防衛、海洋、宇宙空間など幅広い分野で協力を強化

・アジア太平洋地域での米軍の最適な兵力態勢実現に協力する

・普天間飛行場移設を含む沖縄県などの負担軽減に最大限努力する

▽パートナーとの協力強化

・韓国と未来志向で重層的な関係を構築し、安全保障協力基盤の強化を図る。竹島の領有権問題は、平和的に紛争を解決するとの方針に基づき、国際法にのっとり粘り強く外交努力を行う

・オーストラリアと戦略的パートナーシップを強化

・東南アジア諸国連合(ASEAN)と、あらゆる分野で協力を深化・発展させる。南シナ海をめぐる中国との行動規範策定を支援する

・中国と「戦略的互恵関係」構築に取り組む。不測の事態発生の回避・防止のための枠組み構築を推進する。力による現状変更の試みには、事態をエスカレートさせることなく、中国側に自制を求めつつ冷静かつ毅(き)然(ぜん)と対応していく

・北朝鮮問題に関しては、関係国と緊密に連携して非核化に向けた具体的行動を求めていく。拉致問題の解決なくして国交正常化はあり得ない。全ての拉致被害者の即時帰国に全力を尽くす

・安全保障、エネルギーなどあらゆる分野でロシアと協力を進めることは極めて重要。北方領土問題は精力的に交渉していく

▽国際的努力への積極的寄与

・国連による平和と安全の維持・回復に向けた取り組みに積極的に寄与。日本の常任理事国入りを含む安全保障理事会改革の実現を追求する

・さまざまな国際的ルールづくりに構想段階から積極的に参画。特に海洋、宇宙空間、サイバー空間での国際規範形成に積極的に関与する

・世界で唯一の戦争被爆国として「核兵器のない世界」実現に向けて積極的に取り組む

・国連平和維持活動(PKO)などに一層積極的に協力。各国PKO要員を育成

・テロリストを厳正に処罰する国際的な法的枠組みの強化など、国際テロ対策を推進する

▽地球規模課題解決への協力強化

・女性の役割拡大や社会進出促進などで国際社会と協力していく

・東日本大震災などの教訓・経験を共有し、防災分野での国際協力を主導する

・経済連携を推進し、世界経済の成長を取り込む

・資源の安定供給は国家安全保障の課題。外交的手段を活用し、供給源の多角化に取り組む

▽国内基盤強化と内外の理解促進

・防衛生産・技術の基盤を維持・強化する

・官邸を司令塔として、政府一体となった統一的かつ戦略的な情報発信を行う

・わが国と郷土を愛する心を養う

・領土・主権に関する問題啓発や自衛隊、在日米軍に理解を広げる取り組みを推進する

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東京新聞は社説で “国家安全保障戦略は、戦後日本が歩んできた「国のかたち」を変質させかねない” と書いています。
その「国のかたち」が歪だったわけで、まずい部分の改善にとりかかっているだけです。
これら報道各社の主張するような日本にしてしまうことこそ、すなわち国家の危機を招くことになるのは先の民主党政権で証明済みですね。